院長ブログ

今月のおすすめ本は「３つの真実」　（野口　嘉則）

自分が人生で最も望んでいるものは何か？

答えを出すのが難しい問いですが、生きていくうえで忘れてはいけないテーマだと思います。

誰もが望むのが幸せになること。

漠然とした理想像に向かい、「成功すれば幸せになれる。目標を達成すれば幸せになれる。」と子供のころから周りから評価されるために、目に見える結果ばかりを追い求めて自分らしさを失っていきます。

子供の得意なところを一緒になって探し、見守っていくこと。

親は、どうしても自分がつくってきた世界観をおしつけて口出ししてしまうものです。

そうすると親や先生、周りから評価されるために努力する。安定が一番と決まりきったレールの上を歩む人生を求めてしまうのではないでしょうか。

たった一度の人生で自分のやりたいこともできずに終わることはないように、できるだけ早い時期に気付きを与えてあげるのが親の役目かと。

「幸せは求めるものではなく、今ここに思いだすもの、感じるもの」

人に認められることを目指すのではなく、自分らしく生きることを大切にしていきたい。

そのために、ポジティブでもなく、ネガティブでもなく、常に中心を意識したニュートラルな自然体でいることの大切さを学べた本です。