2014
3/21
最新のむし歯事情と歯並び
社会全体としてむし歯予防に対する意識が向上し一昔前に比べて軽症化はしているものの、最近の
調査では、全体として虫歯をもつ子供の割合が低下するなか、3歳から5歳にかけて、その割合が
著しく増加しています。
また、現代っ子の永久歯が大きくなっているという人類の進化に逆行した現象もでてきています。
遺伝による歯並びの悪さはだいたい25%程度、残り75%は社会環境、食生活、生活習慣、くせ、
虫歯、進化の影響などさまざまです。
中でも、食性に応じて「小さく、細く、きゃしゃ」な方向へと変化してきたあごの骨に比べて、一時的に
大きくなる永久歯。このアンバランスが歯並びの悪い子を増やしている一因のようです。