2010
3/02
コミュニケーション
この辺りの工場では外国人労働者(特にブラジル)を雇うと
ころが多いのか、学校などもみかけます。
以前、患者さんでブラジルの方とおもにお仕事をされている
人が、病院のためにとポルトガル語で「問診票」を作って
くださり、今それが大変役にたちとても助かっています。
昨日は6歳の女の子が歯の痛みでお母さんと来院されました。
診察してみると、歯の神経まで及ぶ大きなむし歯があり麻酔をし、歯の神経をとる治療をしなければ
なりません。言葉が通じず、お母さんに通訳をしてもらいながらの治療です。
痛みや恐怖を感じさせないように、一つ一つ見て、触らせて、説明してから治療を行いました。
言葉が通じないからか、時折、目で私に何かを訴えかけます。
私もその都度耳を傾け、話を聞いてあげました。
1時間ちかくかかりましたが、涙一つ見せず、最後まで頑張って治療する事が出来ました。
国も違い、言葉も違うなか、私は歯科治療を通じて、この女の子と心を通わすことが出来たような
満足感がありました。
それは、治療後にみせてくれた女の子のステキな笑顔でした。
今回、言葉は通じなくても、心がしかっり相手の人に通じていれば絶対大丈夫だ!ということ。
また、人の心をつかむことがいかに難しいことかがよくわかりました。
来院してくださる方の笑顔を一つでも多くみたい!!
今日、改めて思いました。
明日は雛祭り。
写真は、今日、技工士さんから頂いたショートケーキ(^u^)
いつもいつも、ステキな贈り物、ありがとうございます。
細かい心遣いが嬉しく、そして感謝の気持ちでいっぱいです。